社会人ノート

仕事や日常生活で学んだこと、そこから考えた想いなどを記録していくブログです

人間の脳は「マルチタスク」ができない

アウトプット大全より

学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)

 

人間の脳は計り知れないポテンシャルを持っている。

ある研究によると、脳の記憶容量をコンピュータの理論で擬似的に算出したところ17.5テラバイトだという。「ウィキペディア」の情報総量は約1テラバイトであるため、人間の脳の記憶容量は非常にすごいといえる。

 しかし、人間の脳が同時に処理できる情報量は非常に少ない。3個の情報を同時に処理しようとしただけで、脳は作業領域「ワーキングメモリ」は満杯になる。

 

これらを回避するために↓を見ていただきたい。 

tomo-blog1215.hatenablog.com

 

同時に複数の仕事をこなすことを「マルチタスク」という。

最近の脳科学研究では、人間の脳はマルチタスクができない、ということが明らかになっている。例えば「ながら勉強」。テレビを見ながら、宿題するという時「テレビを見る」と「宿題する」という行為を同時進行しているわけではなく、凄まじいスピードで2つのタスク処理を切り替えている。「切り替え」を何度も行っているので、脳に猛烈な負荷がかかり、脳の処理能力も低下する。また、間違いをする率も最大50%も高くなり、時間も50%余分にかかる。

「マルチタスク」は絶対にやってはいけない仕事術である。目の前のことに一つずつ集中して取り組む方が各段に効率的である。また、「TO DOリスト」を活用するだけで脳は余計なことを考えずに次々と作業に取り掛かることができる。