アウトプット大全より
「感謝する」ことは大切なことだが、多くの人が気恥ずかしくて素直に「ありがとう」と言えない人が多い。
・「感謝する」ことはどのようないい効果が得られるのか？
1. 長生きする
イリノイ大学の研究では、感謝やポジティブ感情が多く、幸福感を持っている人は、そうでない人に比べ9.4年長生きすることが明らかになっている。
2. 健康にいい
多くの研究で、感謝やポジティブな感情が多いと心臓血管系が安定し、免疫力も高まり長生きする。
つまり、「感謝」と「健康」お互い相互関係にある。
・「感謝する」ことで、4つの脳内物質が分泌される。
脳科学的には、感謝することで、ドーパミン、ソロトニン、オキシトシン、エンドルフィンなど、脳と体に良い作用を与える4つの脳内物質が分泌される。
セロトニンとオキシトシンは癒しや、リラックス効果をもたらす。
オキシトシンとエンドルフィンは免疫力を高める。
さらに、エンドルフィンは、感謝したときと感謝された時の両方で分泌される。
人から感謝された時にも心と体でプラスの変化が起きることが分かった。
「感謝する」ことは、気恥ずかしいというか、ちょっと抵抗感がある人もいるかもしれない。
しかし、感謝されてマイナスな感情を抱く人はいない。
むしろ、人間関係、コミュニケーションを深める言葉である。
積極的に「ありがとう」と言ってみる。
「ありがとう」は全てがうまくいく魔法の言葉である。
まずは、身近な家族や友人、恋人への言葉を「愚痴」から「感謝」へ変えるだけで、人間関係は深まる。
