社会人ノート

仕事や日常生活で学んだこと、そこから考えた想いなどを記録していくブログです

本を読む時のコツ

今日は「インプット大全」より本を読む時のコツを紹介する。

 
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本を読む時のコツ

 皆さんはビジネス本や自己啓発本などを読む時どんなことに気を付けて読んでいるだろうか?今日は、本を読むときに少し意識することで学びの質が大きく上がるコツを紹介する。

 

 

学び効率が最大化するインプット大全

 

題名:「学び効率が最大化する インプット大全

著者:樺沢 紫苑

出版社:サンクチュアリ出版社

発売日:2019年8月3日

ニュートラルに読む

 ニュートラルとは中立ということであり、つまり本を読む時は先入観を持たず「素直」でいるということである。自分の先入観を外して、真っ白な状態で情報をインプットすることで自分にとって、本当に必要な情報と出会うことができると思う。多くの人は仮説や信念を検証する際、それを支持する情報ばかりを集めてしまい反証する情報を無視、または集めようとしない傾向にある。これを心理学で、「確証バイアス」という。偏ったインプットからは、間違った判断や考えしか生まれない。本を読み始める時はまず自分の意見や判断はいったん白紙にして、読み終わってから判断すればいい。

 

バランスよく読む

 先入観や偏見があると、無意識のうちに偏ったインプットをしてしまう。本人もそれに気づかないことは非常に恐ろしい。そうならないために、バランスよく読むことが大切である。バランスよく読むためには、「3点読み」がおすすめである。例えば、「在宅ワーク」について知りたい場合、「在宅ワーク賛成派」「在宅ワーク反対派」「中立の立場」の3冊の本を読むということである。そうすることで、在宅ワークのメリット、デメリットの両方が分かり、情報もわかりやすく整理され、情報の偏りを減らすことができる。3冊を読む時間がない人は、「賛成派」と「反対派」の「2点読み」でも良い。

 これらは読書に限らず、重要な判断、決断をするときでも「3点インプット」は活用できる。例えば、「会社を辞めて、起業したい」と思った場合、家族に相談すると100%反対され「やっぱり起業は無理か」と思ってしまう。しかし、起業した経験のない家族の意見はどう見ても偏った情報でしかない。なので、「起業して成功した人」「起業して失敗した人」の意見を聞いて初めて起業についてのメリット、デメリットが明確に見えてくる。

 

 

感想

 本を読む時にかかわらず、何かの情報を集める時はさまざまな視点から物事を見て調べそこから情報を整理することが大切だと感じた。また、先入観や偏見を持ってインプットすることで正しい判断ができないので、ニュートラルにという気持ちを持って本を読んでみようと思った。これからたくさんの本を読んでみたいと思っているので、これらのことを意識して読んでみようと思う。これからも、本を読むコツについて学び発信していこうと思う。