社会人ノート

仕事や日常生活で学んだこと、そこから考えた想いなどを記録していくブログです

自分を変える第六の習慣

 

フランクリン・R・コヴィー監修の「七つの習慣」より第六の習慣を紹介する。

 

まんがでわかる 7つの習慣

 

第六の習慣 シナジーを創り出す

 私たちは人と組んで何かやる時、どうしても共通点ばかりに目が行きがちだが相違点をぶつけ合うことで、お互いの良さを活かし合い、シナジー効果で大きな成果を得ることができる。

 

シナジーの本質は「違い」を尊重すること

 シナジーとは、個々の物を合わせて個々の和より大きな成果を得ることである。コヴィーはシナジーを「人生においてもっとも崇高な活動」という。シナジーを創り出せば、今まで存在しなかった新しいものを生み出すことができる。

 シナジーの本質は「違いを尊重すること」とは、多くの人は、自分の意見以外は否定しがちである。年齢や職種、育った環境、文化が違うだけでコミュニケーションを諦める人が多い。

そもそも人は、それぞれ違う環境で違う経験をする。なので、考え方が違うのは当たり前である。人との考えの相違を認め、自分の弱点を相手にあえて見せるくらいの方が良い。自分にはない相手のいい所などを学び取り入れることでシナジー効果がある。

 

シナジーの成果は妥協よりはるかに大きい

 妥協とは、共同作業をしている者同士が「まあ、いいか」と共通する意見の中で合意して満足した時に生まれる。これでは、重なり合う部分の大きさは最大でも1+1=2としかならない。(図の左を参照)しかし、シナジー効果では、2つの三角形の外側の辺を伸ばしていくと、新しく大きな三角形ができる。2人の能力をそれぞれ発揮し合うことで、当初の三角形にはなかった部分が生み出され、大きな成果が生まれる。これが、「第3の案」である。

f:id:tomo_BLOG1215:20200517085807j:plain

相乗効果による第3の案

 

感想

 私も自分とは違う人生を送ってきた人の話を聞く時、「どうせ自分とは違うから」などという先入観から、相手の意見についてしっかりを向き合えいていなかった感じる。相手との相違点を尊重し、共感できないと感じてしまい妥協したこともある。しかし、これは相手の無神経さや、愛情のなさを認めたことになり、後の争いの種になりかねない。相手と衝突することになったとしても、根気よく相手と向き合い「第3の案」を見つける努力をしようと思う。