社会人ノート

仕事や日常生活で学んだこと、そこから考えた想いなどを記録していくブログです

自分を変える第二の習慣

  今日もフランクリン・R・コヴィー監修の「7つの習慣」より第二の習慣について紹介していく。

 

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  人というものは、初めは他者に依存する生き物である。そこから自立に向かい努力するが、真の意味での自立を達成するには、「私的成功」が必要である。7つの習慣のうち1〜3の習慣を学び身につけることが「私的成功」つまり「真の自立」へ繋がる。

 

第二の習慣 「終わりを思い描くことから始める」

 「終わりを思い描くことから始める」とは、自分の夢ややりたいことに向かって努力しても、ゴールを意識していなければ、間違った方向へ進むだけになってしまう。「何のために行動するのか」を思い描くことが大切である。

 

すべてのものは2度作られる

コヴィー氏によれば、「すべてのものは2度つくられる」という。人生も、①人生の方向性をイメージし(知的創造)、②毎日を生きる(物的創造)という2つの創造で作られている。

 

知的創造とは

 人生の知的創造とは、「人生の脚本」を作ることである。人は自分で生き方を決めることができるが、多くの人が無意識のうちに短瓶の決めた脚本通りに生きている。自分だけの人生を見つけるには、①自覚②想像力③良心、を駆使すればいいとコヴィーはいう。

 私的創造にはリーダーシップが必要である。目的を考え、そこに到達するために「何をすべきか」を検討して人や自分を導く事こそリーダーシップである。日頃から「目的は何か」と考える習慣をつけ、その目的に向かって自分を導くリーダーシップを身につける。

 

 「ブレない自分」を手にいれる

 自分の人生の目的を見出すには、生活の中心を考える必要がある。「自分ができることは何か」「自分が大切にしていることは何か」をはっきり意識する。つまり、「影響の輪」を中心に集中する事である。「影響の輪」とは、自分の行動や発言が周りを変えられる範囲と変えられるない範囲の事である。「影響の輪」に集中することにより、関心が高く、影響力を発揮できることに人生の力点を置くことで、日々の言動にブレがなくなり、人間として安定性が増す。

 

 何かを始めるとき、「すぐ行動する」ということは大切だが、ゴール(目的)が明確化されていなければ、結果として間違った方向へ進んでしまう可能性がある。自分だけの人生を作るためには、自分の生活の中心を自覚し(影響の輪)、ゴールを設定し、そこに向かって自分を導くリーダーシップが大切になってくる。

 

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