社会人ノート

仕事や日常生活で学んだこと、そこから考えた想いなどを記録していくブログです

自分を変える第五の習慣

 フランクリン・R・コヴィー監修の「7つの習慣」より第五の習慣を紹介する。

 

 

まんがでわかる 7つの習慣

 

 

 

第五の習慣 「まずは理解に徹し、そして理解される」

 この習慣で大切になってくることは、「聞く力」である。本当の信頼を得て影響力を発揮するには、相手の話を深く聞き理解する必要がある。自分の意見を言いたい気持ち抑え、相手の話を最後まで聞くことが大切である。

 

相手を理解しない人は理解してもらえない

 多くの人は自分の言いたい気持ちが先走り、相手のことを理解しようという姿勢が足りず、結局自分も理解してもらえない。コミュニケーションには、読む・書く・話す・聞くがある。このうち、聞くことが最も重要なスキルだとコヴィーはいう。そのためにまず、自分本位の発信はやめ、相手のペースに合わせる努力をしてみよう。相手を理解しすることに徹すれば、やがて相手は自分の言葉にも耳を傾けてくれるようになる。

 

 

「自分の場合」に当てはめて聞くことをやめる

 人は相手の話を自分の経験から解釈したり、評価しようとする聞き方をしている人が多い。これを、「自叙伝的反応」という。自分の人生の物語(自叙伝)を参照しながら、人の話を聞いてしまう。こういう人は、「私もそうだから、君もこうしなよ」と自分語りを始めてアドバイスしている。これでは自分は満足しても相手は、「私の話を聞いてくれた」と感じない。本当に相手を理解するには「心の底から理解しようという聞き方」パラダイムシフト(価値観の転換)が必要である。

 

 

共感による傾聴で相手の心を開く4つのステップ

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  1. 第一段階 「相手の中身(キーワード)を繰り返す」これにより、相手の話を注意して聞くようになる。
  2. 第二段階 「相手の話を自分の言葉に置き換えていい直す」これにより、話の内容を考えながら聞くようになる。
  3. 第三段階 「相手の感情を反映する」これにより、相手の言葉よりも相手の感情に注意して聞くようになる。
  4. 第四段階 「第2、3段階を同時に行う」ここで初めて、相手は心を開き、信頼感が生まれる。

 

感想

 この習慣について読んでみて、改めて「聞く」ことの大切さについて再認識できた。私も相手の話を最後まで聞く前に自分の意見を言いたくなることがよくある。そんな時、少し我慢して聞くことに徹してみようと思う。また、相手の話を自分のフィルターを通して聞いてしまっていては、相手の話を本質は掴めない。思い込みで安易に理解せず、相手の言葉に耳を傾けしっかり聞くことを意識しようと思った。